奈良先端科学技術大学院大学
奈良先端科学技術大学院大学は、我が国が科学技術政策の中で掲げている重点4分野のうちIT(情報技術)、バイオ(生命科学)、ナノテク(超微細技術)の3分野を中心に研究教育を行っている大学院大学です。1991年に設立されて以来、研究・教育・社会連携の分野で多くの成果を上げ、高い評価を得てきました。これまでに、様々な経歴を持つ優れた教員陣の高い研究力を背景にして、多様な分野の出身の学生を21世紀の地球と人類に貢献できる研究者や高度な専門性を持った人材として、数多く社会に送り出してきました。国立大学が国立大学法人となって以降、各大学が、それぞれ特徴ある大学を目指して競っていますが、本学は、これまでの実績をさらに発展させ、小型の大学ながら、世界最先端の研究を行うとともに、国際的に通用する研究者や、高度な専門的知識を持った科学技術者を養成する、国際レベルで評価される大学を目指しています。また、小型である優位性を生かした迅速な意志決定システムによって、常に、研究教育システムの改革を行うなかで、新しい大学院制度のモデルの確立をも目指しています。これからは、国際交流にもいっそうの力を入れ、小さいながら先端分野で輝く大学として、その存在感を高めるとともに、研究成果や人材育成を通じて、日本や世界の未来に貢献していきます。