エリザベト音楽大学
大学の究極目的は、人間社会全体の形成であり、従って、個人の完成である。芸術は、人格の開発と表現のためにも、神との一致の道を切り開く人間相互の一致のための手段としても重要であることから、本大学は、人格完成を芸術、特に音楽の観点から強調するのである。
それゆえ、深く音楽芸術に関する理論及び技能を教授研究するとともに、広く知識を授け、良識ある音楽家を育成することを旨とする。
本大学は、カトリック・イエズス会の教育方針に従い、一般教育科目及び外国語科目にも力を注いでいる。
本大学は、すべての人々は兄弟・姉妹であるという精神から、家族的雰囲気をもととする学生1人1人との
きずなを教育の礎としている。
本大学は、一般音楽の他に、グレゴリアン・チャント、ポリフォニー及び現代宗教音楽などの教授・研究において
他にみない特色を有している。
本大学は、国際的な友好関係のもとに維持されており、日本古来の文化と西欧文明との融合をその究極の
使命としている。
本大学は、音楽芸術をとおして、神秘的観想の精神に達することを究極の教育理想としている