Q2 次(つぎ)の会話(かいわ)は、どこがおかしいでしょうか?
留学生(りゅうがくせい) と 日本(にほん)人(じん)の会話(かいわ)
山本(やまもと) :ケリーさん、兄弟(きょうだい)はいますか。
ケリー:はい。兄弟(きょうだい)は2人(ふたり)がいます。
解説:
ポイント1
「~人(にん)」や「~本(ほん)」などの数詞(すうし)を使(つか)って数量(すうりょう)を表(あらわ)すために「~いる/ある」の表現(ひょうげん )を使(つか)う場合(ばあい)、次(つぎ)のような間違(まちが)いがよくあります。
例(れい)1:×冷蔵庫(れいぞうこ)にビールは3本(さんぼん)があります。
○冷蔵庫(れいぞうこ)にビールは(が)3本(さんぼん)あります。
例(れい)2:×寮(りょう)には友(とも)だちは10人(じゅうにん )がいます。
○寮(りょう)に友(とも)だちは(が)10人(じゅうにん )います。
ポイント2
数詞(すうし)の位置(いち)を変(か)えて、「3本(さんぼん)のビール」「10人(じゅうにん )の友(とも)だち」 「2枚(にまい)のはがき」などの言(い)い方(かた)もできます。
また、「かばんの中(なか)に2枚(にまい)、はがきがあります」 と言(い)うこともできますが、「2枚(にまい)はがき」(two post cards)のように1つの言葉(ことば)にして言(い)うと間違(まちが)いになります。このように、数詞(すうし)は文(ぶん)の形(かたち)と言(い)い方(かた)によって、正(ただ)しい文(ぶん)になったり間違(まちが)った文(ぶん)になったりするので注意(ちゅうい)しましょう。
例(れい)3:○かばんの中(なか)に2枚(にまい)のはがきがあります。
○かばんの中(なか)に2枚(にまい)、はがきがあります。
×かばんの中(なか)に2枚(にまい)はがき、があります。
練習:
次(つぎ)の文(ぶん)は正(ただ)しいですか? 正(ただ)しくない場合(ばあい)は、正(ただ)しく直(なお)してください。
1.マリアンさんは風邪(かぜ)をひいて、熱(ねつ)は38度(ど)があるそうです。
2.先週(せんしゅう)、ネコが子(こ)どもを産(う)んだので、わたしの部屋(へや)には4匹(よんひき)のネコがいます。
答え:
1. 熱が38度ある/38度の熱がある/38度、熱がある
2. ○