●専攻について
人間発達教育専攻
今日の多様化する学校教育の諸課題を踏まえ、教育学、心理学をはじめとする関連諸科学を基盤に、学校教育を核として生涯発達や家庭や地域との連携の視点を含んだ人間の発達教育に関する総合的な教育研究を行います。
特別支援教育専攻
障害のある児童生徒に対する支援力が身に付くよう、障害者の発達とその特性の理解に基づいた支援をめざし、障害者の教育、心理、生理と病理、指導法の教育研究を行います。また、発達障害児を支援するための個別の指導計画を作成し、関係する諸機関との連携をコーディネートできるなど実践的な能力を持った人材の育成に取り組みます。
教育内容・方法開発専攻
学校教育における教育内容の在り方について教育研究を行います。本来、教育内容とは社
会、言語、科学、技術、芸術、スポーツなど人間が長い歳月をかけて培ってきた多様な文化や生活の様式を児童生徒の発達段階に即して「学びの対象」として編成したものです。したがって、教育内容は文化や生活の様式などの客体的内容が、児童生徒の内面的な条件との統合によって、認識、表現、行動の各能力として主体化されるものです。本専攻ではこのような児童生徒の陶冶性に基づく教育内容・方法を開発するための教育研究を行います。
●修了要件
授与される学位…修士(学校教育学)
人間発達教育専攻
特別支援教育専攻
教育内容・方法開発専攻
2年(長期履修学生は3年)以上在学し、所定の32単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、学位論文などの審査および試験に合格することとしています。