OEM original equipment manufacturing---自社のブランドではなく、他社のブランド名がつくことを前提に、製品や部品を製造し供給すること。
規格<きかく> technical standard---主に工業製品について、寸法や形、品質などの標準型が定められたもの。代表的なものがJIS(日本工業規格)。「長3封筒」「A4判の紙」。
検収<けんしゅう> checking of incoming---納品された品物に対して、発注時の内容(数量や品質)と一致しているかどうか、発注書や納品書などと照合して確認すること。検品もほぼ義。
在庫管理<ざいこかんり>---原材料や仕掛かり品、製品などの品物が蓄えられている状態を在庫といい、この在庫が生産や販売などの事業活動全体に照らして、適切な状態にあるよう維持することを在庫管理という。「適性在庫を保つ」「過剰在庫を見直す」「不良在庫を処分する」「安全在庫」「見越在庫」
仕入<しいれ> buying---商品を生産者(メーカー)や卸売業者から消費者や小売業者や卸売業者に販売するために購入すること。
出庫・入庫<しゅっこ・にゅうこ>---荷物・商品の出入り。倉庫などに自社の商品や他社からの購入・仕入れ商品が出入りする事。出し入れするためには出庫伝票、入庫伝票などを伴う。
商品と製品<しょうひんとせいひん> goods/merchandise・product---一般には同義として用いる場合が多いが、厳密には生産されたもので市場で売買の対象となるものが「商品」、対象とならないものが「製品」である。
クーリング・オフ制度 system of cooling-off---消費者が、ある商品やサービスの購入契約を行った場合、一定期間以内ならば、無条件で契約の取消・撤回が認められる制度。クーリング・オフとは英語で「頭を冷やす」という意味で、契約者に、もう一度冷静になって考え直す機会を与えることをいう。割賦販売や訪問販売、保険の契約、先物取引などに導入されている。
デファクトスタンダード defact---「事実上の標準」と訳される。 JISやISOように、公的機関によって公式に定められた標準ではなく、民間企業における独自の製品や規格が、事実上その業界の標準として通用していることを言う。実例としては、ビデオデッキにおけるVHSや、パソコン業界における「ウィンテル」などが有名。デファクトは、技術革新の早い時代において競争優位に立つための重要な戦略要素でもある。
PL法 product liability low---製造物責任法。欠陥製品による被害から消費者を保護する目的で制定された。企業の過失の有無に関わらず、製品の欠陥さえ証明できれば、企業に賠償責任があるものとされる。1960年代にまずアメリカで法制化され、日本では1995年に施行された。
プライベートブランド(PB) private brand---スーパーや百貨店などの流通業者が、メーカーに拠らず自主的に設定した商標のこと。消費者にとっては比較的割安で、店にとっては利ざやが大きい。
プロダクト・ライフサイクル product life cycle---商品が市場に投入されてから姿を消すまでのサイクルをいう。通常、商品は、導入期-成長期-成熟期-飽和期-衰退期の5段階をたどるとされる。近年、このサイクルはどんどん短縮化の傾向にある。
ロット(ロットサイズ) lot---商品・製品を取引する場合のひとまとまりの単位のこと。1回に生産できる量、または1注文で売買できる量を示す。例:「1ロット1000枚からお受けします」