1つは、時間を単位にして決める時間給制。
もう1つは、業績を単位にして決める業績給制です。
時給、日給、週休、月給、年俸などは時間給制です。
業績給制は、単価請負給(出来高給)と時間請負給(標準時間内に
どれだけ仕事がはかどったかを測定し賃金を決定)とに分かれます。
平成14年の厚生労働省調べでは、「時間給制」99.7%、「業績給制」6.7%
という結果がでており、定額制を採用している企業が多いことが伺えます。
会社の資金の回り方や、労働形態ごとに適した賃金の支払い方法があります。
働く人のやる気と満足度を最大限引き出し、企業全体としてより良い方向に
進むよう、賃金の支払い方という視点から経営を考えてみることも
大事だと言えるのではないでしょうか。