ある会社のパーティに出席して大勢の方と名刺交換をしているうちに、
自分の手持ちの名刺がなくなってしまいました。
さて、そんなとき、正しい行動は以下のうちどれでしょうか。
1:白い紙をもらって即席で自分の名刺を作って渡す
2:相手の名刺だけもらって、自分の名刺は後日送付する
3:挨拶はするが名刺交換ができないので、相手の名刺も受け取らない
4:名刺交換自体をやめ
◆ 解答と解説 ◆
正解は2です。
名刺は常に多めに持っていないと、いつどんな場面で必要になるか分かりません。
あいにく切らしてしまった時には挨拶をした上で、まず相手にお詫びし、
後日簡単な詫び状を添えて郵送するのが望ましい対応です。
即席で名刺を用意するのも悪くはありませんが、
特別、急いでこちらの連絡先を伝えなければならないわけでなければ、
後日、改めてお送りする方が良いでしょう。
また、自分がお渡しできる名刺がないからといって、相手の名刺も受け取らない、
というのは失礼です。有難く頂戴しておきましょう。
ついつい名刺の補給を忘れがちになりますが、特に外部の人と接触する機会が
多い人は特に名刺の残量を意識しまましょう。
名刺交換が出来なかったことで、チャンスを逃すこともあります。
常にカバンの中や手帳などに予備の名刺を入れておき、得意先では名刺を絶対に
切らさない。これもビジネスマナーの1つだと言えることでしょう。