仕事の多くは上司からの指示。そこで指示を受け自分も相手も気持ちよくお仕事をするポイントをまとめます。
返事をしっかりと
業務上の指示を出す相手は大体において自分の上司です。社内で名前を呼ばれたら、ふらふら上司のデスクの前に向かい、「何ですか?」は失礼。まずはその場で自分の反応が聞こえるように「はい!」と大きな声で返事をしよう。また指示ではありませんが、同僚や部下からの依頼等についてもまずは返事をしっかりとすることから始めてみましょう。忙しいときはつい表情が曇り勝ちですが、ここはグッと我慢。さわやかに返事を返し、仕事を頼みやすいオーラを自分から発していくように心がけましょう。
指示は最後まで
上司からの指示は最後までしっかりと聞きましょう。仕事を頼む上でここまでの経緯やその先のビジョンについても上司はあなたに話をするでしょう。話の途中で「はい、わかりました」と切り上げてしまっては、指示における重要なポイントを聞き逃すだけではなく、話を最後まで聞かないと相手に不快感を与えてしまいます。話を聞いている最中は、相手の依頼内容を復唱し内容を確認すると共に自分の頭の中に刷り込んでいくようにします。またしっかりと最後まで話を聞いた上で、この時点での不明点等があれば遠慮なく納得するまで質問をします。指示された内容について後から聞きなおすことは避けましょう。この時点での質問は簡単な事でもある程度許容される事が多いので、受け手に取ってみても後が楽なる可能性が高いのです。
メモは必須
上司に呼ばれ指示を受けるとき、忘れてはならないのがメモ。指示の内容が細部にわたる場合、また時間や日時、金額等の指定がある場合等、頭ではとても覚えきれるものではありません。上司からの指示は自分の仕事の出所です。この時点で躓いてしまうとこの後に続く自分の全ての仕事が無駄になってしまいます。指示を受けるときは何はなくともメモを片手に場に臨みましょう。「自分は記憶力が良いのでメモが不要」という方でも、相手への心象は重要。「彼は一生懸命話を聞いている」という印象を与えるためにも自分で不必要と思っていてもメモは必携なのです