3月13日(火)、アフガニスタンの各省庁より10名の使節団がIUJを訪問されました。IUJは昨年、JICA(国際協力機構)の“アフガニスタン「未来への架け橋・中核人材育成プロジェクト(略称PEACEプロジェクト)」”によるアフガニスタン国研修員受け入れ大学院として採択され、2011年9月に5名の研修員を受け入れました。IUJで学んでいる PEACEプロジェクトの研修員は、アフガニスタンのインフラストラクチャ開発及び農業農村開発に資する人材となるため、日々研鑽に励んでいます。
JICA職員と共に来学された10名の使節団は、学長による大学紹介の後IUJの施設を見学されましたが、特に中東関連の蔵書を擁する図書館とそのサービス、そして学生が無料で利用できるトレーニングルーム等を熱心にご覧になっていました。研究に専念できる環境、異文化交流の機会、健康維持へのサポートが全て整っており、研修員のトレーニングに最適の環境であるとのコメントを頂戴しました。
カブール市役所職員のアハマド・カマル・カセムヤール氏は、八海山よりカブールの山々の方が壮大であるとしながらも、美しい自然に囲まれ四季の移り変わりを楽しめるIUJの環境も素晴らしいと話して下さいました。また、5本の指を掲げ、5名の研修員に対するIUJの貢献度は5つの単語、つまり①You、②are、③doing、④(a) great 、⑤jobで表わすことが出来ると、ユーモアを交えてお話し下さいました。
アフガニスタン使節団は、同国の若い職員が将来国の発展に資するため、IUJで適切な教育を受けていることを確認しキャンパスを後にされました。同国発展に貢献する機会をIUJに与えていただいたことに感謝しつつ、教職員一同使節団の皆様をお見送りしました。
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今回来日された皆様は次に示す各省庁に属する、主にディレクタークラスの方々でした。
外務省
都市開発省
カブール市役所
水・エネルギー省
農村復興開発省
農業牧畜灌漑省
麻薬対策省
運輸航空省
鉱山省
デサブ新都市開発公社