上野学園は、1904(明治37)年、人間としての「自覚」を持つことを建学の精神とし創立されました。この創立者石橋藏五郎の教育理念は、当時の“女学校”の概念を大きく変えるものでした。人間の尊厳と自由とを教育の場において求め、知らしめ、そして、真の在り方を強く主張しています。
この建学の精神を現在に活かしながら、しかも次の世代へと引き継いでいくことが、本学園の教育の理想です。また、「自覚」という普遍的精神を持つことによって、上野学園独自の学風と伝統が形成されてきました。伝統をその時代、時代に活かすために必要不可欠な要素が、自由な精神であり、「自覚」であるのです。 上野学園は、中学、高校、大学または短大までの総合学園です。10年間あるいは8年間にわたる一貫した教育体制を通して、一人ひとりの適性を見出し、育み、人間性を高めていくとともに、社会にあって美しい調和を創り出すことのできる人間の育成に努めています。
創立者の石橋藏五郎は「自覚は個性完成の要諦である」と綴りました。(創立50周年記念誌)
あなたが真の自覚に目覚めるとき、あなたの内なる創造性・音楽性を発見することができます。そしてあなた自身の感性・個性をもって、音楽と、ひいては世界と向かい合うことができるはずです。上野学園はそういうあなたの自覚を見つけ出す「場」となるでしょう。
自分自身の内なる価値を信じ、それに |