学校法人玉田学園は、校祖玉田貞也氏が明治41年、神戸中山手通の地に私立家政女学校を創設。「女子ニ必須ナル智識技能ヲ授ケ、質実健全ナル母妻ヲ養成スルヲ目的トスル」という趣意のもと、新たな志の扉を開きました。平成20年に創設100周年を迎え、神戸市内の私学においては、その歴史の長さは五指の中に入ります。しかし歴史が長いことだけが貴いのではありません。そこにどのような情熱が息づいているのか、教員と学生のあり方に大きく関わっているのです。長い歴史の中に脈々と流れているのは一期一会の力でした。生徒数わずか24名から出発した小さな学園が、数々の困難をのり越えられたのは、さまざまな出会い、ふれあいが多くの力を生み、熱意を育んできたからです。そして、創立60周年を機に神戸常盤短期大学を開学。その実学の精神と独自の学風は今に受け継がれています。時代の要求にたおやかに、前向きに臨んでいく姿勢は、100年を迎え神戸常盤大学としてさらに躍進します。 |