実務家としての資質に欠くことのできない倫理的価値観、人間力を涵養するために、幅の広い徳育を推進することで充実した人物育成を図っていきます。
かつて、外国人から見た日本人の道徳感や美意識に対する評価には高いものがありましたが、近年その傾向が失われつつあります。 我が国の戦後教育における徳育の軽視がその主因であるとの主張も昨今では説得力を増しつつあります。
高等教育機関であるSBI大学院大学(本学)においては、日本国内だけでなく国際的な観点からも再評価されるような「人物」を育成することを重要な課題と考えて、徳育を重視しています。
企業経営におけるスキャンダルや不祥事などが相次ぐなか、企業経営者の倫理的価値観が今ほど問われていることはありません。
本学では、経営分野に関する実務教育だけではなく、『論語』や『兵法書』などに代表される中国古典、また日本文化に多大な影響を与えた様々な思想・哲学なども学びます。そしてこれからの企業経営者やリーダーに欠くことのできない倫理的価値観や人間力を涵養し、幅の広い徳育を推進することで「人物」の育成を図ります。 |