•ご挨拶
私達は今、多くの問題に立ち向かわざるを得ない時代にさしかかっております。
IT化の進む中、我々はもちろん、次世代の人々の健康問題も深く考えざる得ません。
科学文明の進む中、健康は西洋医学に依って大きく前進しましたが、東洋の医療も重要な役割を果たしてきました。
我々の目指す「柔整」も、日本古来の保存療法として1280年以上の歴史をもち、漢方、 オランダ医学、ドイツ医学、アメリカ医学等を全て取り込んで発展してきました。
運動器の障害を治療するこの技術は、多くの人々に支持され、注目されだしてきています。
私は、これらのすぐれた技術もすぐれた心を持った人に使われてこそ認められるものと信じています。 国でも、国民の健康に重要な役割を果たすことに注目し、これらの仕事にたずさわる我々に国家資格を与えております。
資格や専門的に深い知識を体得しても、心が病んでいては一文の価値もありません。
他人を思いやり、自己中心的ではなく、社会の一員として生涯学び続ける自己教育力を身につけた人間を育成する場として当学園はありたいと考えております。
技術の前に”心”を大切にした未来を見つめた人づくりこそ大切なことです。
入学後は、本学園ならではの充実したカリキュラムを組んでいます。
多くの優れた技術者の指導と、入学中、卒業後、学ぶ人への強力なバックアップを整えておりますので、安心して学んでいただきたいと思います。
出願書類
1. 入学願書 添付の入学願書に黒のボールペンで楷書でご記入し、写真を貼って下さい。
2. 卒業証明書 高等学校のものに限る。
(1)2011(平成23)年3月卒業予定の方は、卒業見込書をご用意下さい。
(2)4.受験資格」の2、3、4に基づいて出願する方は、その該当する書類をご用意下さい。
3. 成績証明書 高等学校のものに限る。
2011(平成23)年3月卒業予定の方は、卒業見込み証明書をご用意下さい。
4. 受験票 添付の入学試験受験票に黒のボールペンで記入し、写真を貼ってご用意下さい。
5. 写真 正面・上半身・撮影3ヶ月以内のものを用意し、入学願書・受験票ともに同一のものを使用して下さい。
出願方法
1. 「5.出願書類」の1.~5.までの書類は添付されている「簡易書留入学願書在中」の封筒を使って簡易書留で郵送して下さい。
2. 出願書類に不備があると受理できなくなるので、記入例を参照して、記載・押印もれのないようにし、再度ご確認のうえご提出して下さい。
3. 出願書類および入学検定料は、理由の如何にかかわらず返還いたしません。
•カリキュラム
柔道整復科
柔道整復とは、日本古来の武術である柔道に端を発し、その修業や鍛錬の過程で生じたケガを治療する技術として伝えられた技のこと。
現代では、その歴史と伝統に加えて、西洋医学(運動学・生理学・整形外科学など)も導入し、発展しています。
柔道整復師は、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などの患者に治療を施すのが仕事。西洋医学でも手術や投薬などでこれらに対応は可能ですが、柔道整復は人間の自然治癒力を手技によって最大限に引き出すのが特徴で、21世紀の医療スタイルとして世界的にも注目を集めています。
本学科では最先端の医療知識に基づいた柔道整復術を、最新設備と実習中心のカリキュラムで修得。将来の医療分野での独立開業はもちろん、スポーツトレーナーなど幅広い分野で活躍できる知識と技術を身につけることが可能です。
現在、多くの柔道整復師が接骨院・整骨院などで活躍。骨折、捻挫や肩こり、腰痛に悩む人々をケアしています。
柔道整復師は、厚生労働省認可施設を卒業後、受験資格が取得できる国家資格。最近は高齢者や薬の治療が不安な患者さんへの、施術を通じたメンタル面のフォローも重視され、仕事の幅はさらに拡大中です。
また整復の知識を活かしたスポーツトレーナーも人気を集め、活躍の場はますます広がっています。
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