赤門会日本語学校父兄の皆様へ
この度は、日本では大地震が起きまして父兄の皆様には大変なご心配をおかけいたしております。地震の震源地は東京から北東方面約380kmの沖合でありまして、東北地方は甚大な被害に見舞われましたが、こちら東京は比較的に平穏でございます。赤門会日本語学校におきましても本校、日暮里校の校舎はもちろん、東尾久 日暮里寮の学生寮も地震の影響は全くなく、ご心配に及びません。昨日から教職員が学校と寮を隅々まで点検しましたが、被災した痕跡はありませんでした。
特に我が赤門会日本語学校は東京都の審査を経て認可を受けた学校法人でありますので、耐震構造の建物となっております。つまり、学校の建物はマンションやビジネスビルより耐震に強い構造となっております。
ところで、3月11日は、卒業を来週に控えた多くのクラスが校外授業に出かけておりましたが、東京を含めて近郊の電車が止まってしまって、学生の皆さんは大変な不便を強いられました。それでも、各クラスの担当の指導の下、秩序よく行動し、全学生の安全は既に確認しております。東京の電車が止まったのは被災したからではなく、あくまで安全確認のためであり、3月12日11時40分現在、約半分以上の線が運転を再開しております。間もなく正常に戻ると思われますが、赤門会の在学生は怪我人もなく、全員安全で平穏な学業生活を送っていますので、父兄の皆様はご安心ください。携帯電話は通話量が多くて繋がり難くなっておりますが、もし不明な点がございましたら赤門会海外事務所(ソウル、釜山、上海、長春)にご連絡ください。もちろん赤門会日本語学校に直接ご連絡下さっても、誠実に対応させていただきます。
2011年3月12日12時00分
赤門会日本語学校 理事長 新井時賛