本学は昭和38年に桐丘女子短期大学として設置され、以来今日に至るまで「社会に出て役立つ人間の育成」を建学の精神として、教育内容の研究、改組に取り組み、常に時代の求める人材の育成を図ってきました。その後、平成20年に医療保健学部と短期大学部から成る、桐生大学が設置され医療保健学部は看護学科と栄養学科を擁しています。本学部は建学の理念に基づき、地域社会において優秀な人材を提供するため、基礎教養の知能を授けると共に専門原理の探求と応用技能を修得させ、自ら進んで思索し、自由と責任、独立と共同の意識を学習することを目的とします。特に、学生の個性を重視し、知育・徳育・体育の三育を中心に健全強固な意志と社会的・美学的素養を身につけ、国家並びに世界の平和と幸福増進に協力寄与する人材の育成を目指すこととします。短期大学部は地域・産業・文化や、保健・福祉を踏えた生活の向上と発展に不可欠な、アート・デザイン学科、生活科学科の2学科を擁しています。各科は学科内容にしたがって細分化され、専門科目に実験・実技の実習時間を大幅に採用し、社会に出て、直ちに役立つ人材を育成します。また、学業や研究活動の面だけでなく、生きた人間教育としての側面から、福祉ボランティア活動や公開講座、スポーツ、文化活動環境保全活動などを学校生活の中に組み入れています。学校をとりまく環境全体を大切に考え、実践を通じて地域社会との交流を深めるためです。本学ではそうした社会に出て役立つとともに、人格も円満でリーダーシップのとれる人間づくりを目標としているのです。