北陸学院の建学の精神は,「主を畏れることは知恵の初め(Beginning Foundation―詩編111:10)」という聖書のことばに凝縮されている。この不変の真理に立って,私たちが はぐくまれてきた「歴史と文化」(国)への責任と愛を自覚しなければならない。そして「隣人(世界)を自分のように愛して」(マルコ12:31)生きるものでありたい。私たちの生は授かったものである。精神も肉体も神から貸与されたものである。
自分に授かった賜(たまもの)としての<私>をできるかぎりに活かして,この恵みに応えなければならない。感謝→発見→努力,という自己開発の道がひらけてくる。