本学の建学の精神はカトリック精神に基づく人間教育である。本学園は宗教法人カトリック聖母被昇天修道会を母体として創立された。建学の精神はカトリック主義教育の達成を基本理念として、次代を担うひとにふさわしい教育を行い、キリスト教的道徳観とカウンセリングマインドを備え、豊かな知識、教養、優れた技能を身につけた人間を育成することである。
本学は建学の精神であるカトリック教育目的の達成を図るために「正 浄 和」を学園訓としている。この「正 浄 和」は学園の教育方針を要約した言葉である。教員は、あらゆる教育の場面において学生に正しい知識を伝え(正)、善を選ぶように助け(浄)、バランスよく生きるよう(和)に教え、導くことを学園訓は示している。
さらに、本学は学生が学生生活を送るにあたって、その指針とするべくフロレテ(Frolete花よ)フロレス(Frores 花咲け)のモットーを学生に提示している。いのちは神のわざであり、神のたまものである。授かった命を大切にして、生き生きと生かし、自分の花を自分なりの花として精一杯生かしなさい。そして咲かせた花で、行く先々に花を添え、人々に喜びと希望をもたらすような人になりなさい。本学のモットーはこのように学生に呼びかけている。