その一は、国際的な舞台で活躍できる、高度のスキルを持った、賢い政策のプロフェッショナルを育成するということです。GRIPSは大学院大学で、学生の主体は修士課程の学生ですが、世界的に見れば、博士号の学位取得が政府や民間で働く人にとっても重要になってきております。本学は、日本の他の大学の公共政策大学院とは違って、今から政府や民間に入る人を教育する場ではなく、ミッドキャリアの政治家・行政官・企業人を政策のプロフェッショナル、将来の指導者として養成することをその目的とします。修士課程、博士課程の充実においても、この目的を常に念頭において、考えていきたいと思います。