順天学園は、建学の精神「順天求合」(自然の摂理にしたがって真理を探求する)の下、1834年に創立しました。和算などの私塾として始まり、明治期から男子の旧制中学校、戦後のしばらくは女子の新制高校、そして現在の男女共学・中高一貫校にいたっています。
21世紀をむかえた現在、順天中学・高等学校は「英知をもって国際社会で活躍できる人間を育成する」ことを教育目標として、学び方と生き方を大切にする様々な教育活動にとりくみ、進路状況などに大きな成果が現れてきています。
とくに人格形成においては生徒の発達段階を重視して、中学校では「自立心」を高め、高等学校では一人一人の「アイデンティティ」の確立をめざしています。その上で中学校では教科特性に応じたカテゴリー学習、高等学校では類型制による進学教育や国際・福祉教育などを展開し、国内外の難関大学への高度な進路実現に向けた学力を形成しています